急須からの卒業
今週のお題「卒業」
あなたはお家でまったりのんびりしています。マグカップに入った……を飲みながら。
突然ですが、あなたは家で何を飲んでいますか?
コーヒー? 紅茶? ミネラルウォーター? ビールとかワインは無しですよ。
我が家は断然「緑茶」です。
けれど、1か月ほど前急須を卒業しました。それなら、紅茶派やコーヒー派になったのかって?いいえ、あるものに目覚めたのです。それが、こちら。
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これが本当に便利かつ美味しいので旧来の茶葉と急須から移行しました。今日はその魅力を紹介します。
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すぐ飲める
何といっても一番のおすすめポイントはこれ。インスタント緑茶の淹れ方はとても簡単。湯呑みにインスタント緑茶を適量入れて、お湯を注ぐだけ。カップスープと同じ要領ですが、お茶の粉末はお湯にすぐ溶けるのでかき混ぜる必要もありません。お湯さえ沸いていれば20秒くらいで用意できます。急須に茶葉を入れてお湯を注ぎお茶が出るまでしばらく待って、全員の湯呑みに均等の濃さになるように淹れる、といった旧来の淹れ方より数倍早く飲めます。
一人でも大勢でも飲める
各々の湯呑みにインスタント緑茶を入れるので人数は関係ありません。急須の場合には、一人分の緑茶を急須で用意するのはなかなか難しいです。3~4人向けの急須では一人分は出しづらく、多めにお湯を入れても2杯目からは渋くなってしまいます。また、大勢にお茶を出す時、急須1回分だけでは足りずに茶葉を替えて2回目となると本当に手間です。インスタント緑茶なら一人でも大勢でも味や用意する時間がほとんど変わりません。
ゴミが出ない
インスタント緑茶は粉末が全てお湯に溶けるのでゴミは出ません。飲み終わった後に洗うのも湯呑みだけです。急須で淹れると茶こしの茶葉を毎回捨てる必要があります。茶こしに貼りついた茶葉を取り除きながらキレイに洗うのも面倒です。後片付けが面倒だから緑茶はやめておこう、なんてこともインスタント緑茶を使えばなくなります。
濃さの調節ができる
お湯に溶かすインスタント緑茶の量を調節すればお茶の濃さを自由に調節することができます。「この人は薄めのお茶、別の人は濃いめのお茶」とか「眠る前だから薄め、しゃっきりしたいから濃いめ」とかの調節が簡単にできます。私は「湯呑みの底がインスタント緑茶で隠れるくらい」を適量としているのですが、濃いめのお茶をいれる時には「インスタント緑茶が湯呑みの底で山を成すくらい」とちょっと多めに投入します。
水出しできる
インスタント緑茶に水を注げば水出し緑茶になります。水の場合もダマになることは無く簡単に溶けます。茶葉から水出し緑茶を作ろうとするとお茶がでるまでに3時間くらいかかります。お湯を注いで冷やしたとしても冷めるまでに1時間は待つことに。インスタント緑茶はお湯の時と同じ20秒で淹れられるので、夏でも重宝しそうです。
料理に使える
番外編。料理にふりかけて使うことができます。例えば、天ぷらやおにぎりにふりかけるとちょっと高級感がでるし、手作りトリュフにかけてみたら抹茶味になっておいしかったです。料理に苦味がほしい時に便利です。もちろん、冷や飯にインスタント緑茶をふりかけてお湯をかければお茶漬けになります。
唯一の欠点
ここまでインスタント緑茶の魅力を紹介してきましたが、唯一の欠点があります。それは渋みが無いこと。茶葉から淹れたお茶は舌がしまるような独特の渋みがありますが、インスタント緑茶にはこれが欠けています。それを求めて、我が家では月に1回ほど急須が復活します。
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以上、我が家で勢力を拡大しているインスタントティーのお話でした。