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そらまめ日記

大学生・そらまめの日常メモ

文中の彼女には決して怒っていません

「夜遅くにごめんなさい。今度結婚することが決まったので報告します。相手は6歳年上の男性で美術を勉強している人です。誠実で目標に向かって努力するところに惹かれて1年前から付き合っていました。実は、男の子の赤ちゃんを妊娠していてもうすぐで出産予定です。今まで黙っていて申し訳なかったけど、これからもよろしくお願いします」


こんなメールが親友の女の子から来たのは3年前の今日でした。私より年下で十代の彼女からの結婚の報告で私は完全に戸惑いました。彼女も相手の男性もまだ職に就いていないのに経済的に大丈夫なのか、とか、4か月前に会った時にすでに妊娠していたであろう彼女に無理をさせていなかったか、とか。お祝いするべきところなのにしばらく放心していたことを今でも鮮明に覚えています。一日中悶々としながらも、「彼女の決めたことだから、私はお祝いするだけだ」となんとか踏ん切りをつけお祝いのメールを送ると……。


お気づきの方もいるでしょうが、エイプリルフールのネタだったというわけです。ウソをついても怒られない日ですからね。「私の心配を返せ!」と怒鳴りたいところを必死で隠し「いやあ、騙された。騙された」とやったわけです。けれど、密かに「来年まで絶対に許さない!」と仕返しの計画を練ったのでした。そして、翌年……。


「5月からアメリカの○○大学に留学することになりました。9月までは英語、それから1年間は自分の専攻を勉強します。春休みにやっと選考結果が出たので、伝えるのが遅くなってごめんね。自分の専攻分野の研究が進んでいる大学で勉強できることになってとても楽しみです。応援していてください。出発の日が決まったらまたお知らせします」


私は「留学する」というウソのメールを彼女に送りつけたのでした。結果、ウソの上手な彼女には即座にばれ、同送した友人が信じてしまうという二次災害が発生。巻き込まれた友人には申し訳ないですが、とにかくエイプリルフールのネタにはネタで仕返しできたので満足です。


エイプリルフールという習慣に馴染みは無かったのですが、それ以来3月32日に起こることはどうも疑ってしまいます。新年度の始まりの日でもあるので、本当の重大発表のこともあるんですけどね。そしてうっかり気を抜いた時に騙されたり...。今年は彼女からのメールはありませんが、日常のスパイスに友情が壊れない範囲でウソをつくのもいいかもしれません。